マニュアル通りの言葉にカチンとくる自分に反省
【どうも、年齢を重ねるとマニュアルどおりの言葉に「心がない」とか怒ってしまう】
年齢を重ねると、対面で女性のマニュアルどおりの早口会話にカチンと来ることがあります。保険会社の電話勧誘、コンビニの応対、銀行の窓口、他、とにかく60歳の還暦を迎え、前職を退職した後に”怒り”を感じてしまいます。
相手の人が、そんなにも変わっているとも思えません。私の意識が変わっているものと思ってきます。ゆとりをもった暮らしとか言いつつも、一方気が短くなったことの原因が、年のせいだとかいっている自分もいます。
こんなことをお思いのシニアの方に、先日の日経新聞に掲載されていました、アンガーマネージメントという怒りのコントロール方法をご紹介します。
1.怒った内容を細かく記録し、点数化する。10点満点にし、穏やかな状態を0とする。自分がどんなことで、どの程度の怒りを感じているかの傾向をつかむ。
2.6秒待つルール。怒りの感情が、高ぶっているのは6秒なので、過ぎればクールダウンに向かう。この6秒をやり過ごせば過剰に怒らずに済むそうです。
3.怒りそうになったときに、許せる・許せないの境界線を意識すること。相手を「許せる」「許せない」の2択ではなく、間に「まあ許せる」を挟んだ3つの同心円を想像する。その怒りを曖昧なものとして分類することで、考え方に柔軟性が出てくるようです。
以上の3点を日常で1か月程度やってみてください。記者の方の結果が、1では改善点を見つけることができ、一定の効果があった。2では、怒りを出さずがまんすることができた。3起こっているときに余裕はないが、まぁ許せるゾーンを意識できたそうです。
「怒ってもよいのです。問題なのは怒らなくてもいいことに怒ったり、表現が攻撃的になったりすることで、それは訓練することによって改善できます」と日本アンガーマネージメント協会の方がおっしゃられていました。