中身が見えないワクワク感にヒットの予感
【文庫Xが大ヒット、キャッチコピーだけで中身を推理】
盛岡にある書店から始まったキャッチコピーだけで中身を判断する「文庫X」が、全国に広がっているようです。
文庫本のカバーにキャッチコピー(どうしても読んでほしい810円がここにある、心が動かされない人はいない、と固く信じていますなど/書店の方の思いが書かれているようです)だけ書かれたもので、封がされています。購入しなければ、作品が何かはわかりません。キャッチコピーだけを見て購入するものです。
アマゾンには販売していないようですが、ビデオには進化しているようです。
かつて、JRだったと思いますが、ミステリーツアーということで、行先のわからないパッケージ旅行がありましたが、最近はどうなんでしょう。これからヒットに繋げることになるかもしれませんが・・・。
この文庫Xについては、すでに大ヒット商品のようです。今までに、書店の人と会話する機会は、問合せとか支払いの際だけですね。お薦め商品を聞くことはほとんどなかったですね。本屋大賞はありますね。因みに2004年の第一回の大賞は、三浦しをんさんの「船を編む」でした。
この文庫Xのキャッチコピーは、書店の人とのコミュニケーションです。打倒アマゾンのヒントになるかもしれませんね。
開けて、初めて作品を知ることになる、このワクワク感もたまらないかもしれません。
このワクワク感が、文庫Xのように一過性ではなく、自らがこのワクワク感を引き続き楽しむことができる『ワイガヤ教室』にヒットの予感を感じますね。