企業で社内運動会が増加
【社員の一体感をつくるために、運動会の開催が増加】
少し前までは、ITを活用し、社員が情報を共有することを推進していたと思います。いまでも、社員のスケジュール・名刺など共有されている企業も多いと思います。
ある百貨店では、店内のコミュニケーションをとりやすくするために、お店を休み、5,000人の大運動会を開催されています。社内の一体感をつくることのようです。社員の方のコメントで「これから話がしやすくなります」とありました。百貨店特有の社員と店内にいる他社の方とのコミュニケーション不足などがあるのかもしれません。
同じ社内では共有されていても、同じ場所で働いている人同士の情報が共有されていないのですね。委託先という問題、勤務体系の違いと色々問題もあるのかもしれませんが、残念にも思えてきます。
同じオフィスの隣同士でもメールでやり取り、会話がなくなっている場面もよくありますね。リアルな会話が化学反応をおこし、新たな活力の芽になることを阻害しているようにも思えます。
これを解消し、個人間のコミュニケーションを活力にしようとする方向もあります。ヤフーの新オフィスが、社員の交流を促すため、フリーアドレス(決まった席がない)になるそうですね。
同じ職場でもそうですが、その垣根を超えたところでも、実際の「出会い」と「リアルな会話」が、新たな活力を生み、創造性を発揮する場となってほしいですね。