イチローイズム?
【イチロー選手 メジャー通算3,000本安打 おめでとうございます】
京都の老舗染物屋さん(京都紋付/黒色)が、紋付の市場規模の縮小で、売上が激減。そこで”KYOTOBLACK”のブラントで海外へ売込み。印刷技術でも黒色は難しく、黒色の染の技術に海外でも魅力を感じているようです。
各老舗が、自前の技術で活用した他の商品で海外に販路を拡大しているケースはよく紹介されていますね。
この染物屋さんは、更に国内の需要の掘り起こしで、古着屋さんの黄ばみを黒に染めることで再利用を始めています。かつての京都の老舗プライドからは、考えられなかったように思えます。
本人の言葉ではないのですが、イチロー選手は、今年から打率を上げることから、出塁率を上げることにシフトしているそうです。(フォアボールでも出塁する)
自分の年齢を考慮しつつ、いかにして試合にでる機会を増やすか、自分のチームでのポジションで最も役立つことはなにかを最優先しているそうです。
ややもすれば、年齢を増すごとに自分のこだわりが、壁となってしまいがちですね。それを捨て、今の自分(年齢・ポジション・責任を知る)ができることを、精一杯やる姿勢は素晴らしいの一言ですね。考え方だけでも真似したいですね。
勝手ですが、イチローイズムと言わせていただきました。
京都の老舗がこだわりを持ち続けることも素晴らしいですが、過去のこだわりを捨て、新たに、社会、会社、チーム、・・・に役立っていくこともまた素晴らしいですね。