ライドシェア
【注目されているけど、国内では広がっていない】
昨年の夏から、北海道の中頓別町でウーバーを利用した実験サービスが行われていることを目にしました。
毎日のようにシェアビジネスが紹介され、民泊と同じように紹介されている自家用車のライドシェアです。国内では、地域限定で過疎地に限って解禁されています。
この中頓別町に注目するところは、導入後に町内唯一のタクシー会社の利用が1割増えたそうです。但し、高齢者へのタクシー券配布、ライドシェアの利用は無料とか一概に言えないところもありますが、利用する機会が増えているんですね。
最も難しいとされている既存のタクシー会社との共存方法もあるのではと、素人ながら感じてしまいます。
民泊も法律の壁がありますが、個人が運営会社と直接契約し拡大しています。海外からの利用者にとても喜ばれているようです。予約する際も、過去の利用者の評価がサイトに投稿されて、誰でも見ることができます。従来の旅館・ホテルのつくったパンフレットにはない、利用者目線の評価が予約先を決めるポイントにもなります。逆に、利用者も同じように評価されます。
政府の規制改革推進会議でも、ライドシェアの解禁に向けた検討にはいるそうです。
地域によっては、県庁所在地の市でも過疎地は存在しています。利用者目線で考えれば、もうそろそろ、実証実験の結果をもとに、日本版ライドシェアの導入を受け入れる時期に来ているかもしれませんね。
解禁をむかえた時は、いーすねっとでも何らかのカタチで関わりたいと思っています。