購買履歴を個人が管理
【商品を販売、この履歴を売り手がマーケティンクに活用した時代から、買い手が情報を管理する時代へ】
経済産業省が、3月から、福岡市のディスカウントストアで、個人が購入履歴を管理することができる「電子レシート」の実証実験が開始されるそうです。
買い物をするとその情報が個人のスマートフォンに蓄積、この蓄積されたデータを個人の判断によって企業へ提供する(実験は、商品を購入できるポイントを付与)ことができるシステムです。
従来は、売り手がこの履歴をブラックボックスの中でマーケティングに活用されていました。(個人情報の取り扱いは了承を得ています)
これが、個人の判断によって何に活用するかを選択できるということです。(どこまでの範囲かはわかりませんが・・・。)
これからの産業構造を変えるだろうと言われているブロックチェーンというシステムが話題になっていますね。個人を特定できない情報がオープンになっており、個人を紐づけできるのは自分だけです。いわゆる管理は個人が行うといったシステムのようです。核とするところに集まっているのではなく、分散されている情報を個人が集約し、管理するものということのようです。(私が、明確に一言で説明ができるまでには、もう少し時間がかかりそうですね)
現在は、ビットコイン(仮想通貨)の取引に使用されていることが代表例とされていますが、これからの進化が期待されています。
すごいスピードで進化していくものだと思いますが、暮らしのあらゆる情報をオープンスペース(不正ができない)で個人が管理し、判断・選択する、「電子レシート」がそんな生活環境が進化する針の穴のようにも感じました。