いきいきできる場を創る
【島根県の吉田というところに、雇用の場を創るために1985年に設立した吉田ふるさと村という会社があります】
1985年、島根県の吉田村で105人の出資によって、干しシイタケの販売「吉田ふるさと村」が設立されました。その後、餅の実演販売から、食品加工、水道工事、バスの運行、観光事業、国民宿舎の運営といろいろてがけられています。
現在では、年商4億3千万円、従業員は70人弱に達しているそうです。地域の存続のために何をするかから始まった素人集団の集まりから、様々なことにチャレンジされているようです。
2006年には、地域づくり総務大臣賞を受賞されました。
始まったころの実演販売、軽トラックに臼・杵・蒸し器・米をのせて、スーパーの店頭で販売されていたそうです。その後も家庭料理の延長のような商品も、大切にしていることは添加物を使わない自然な商品づくりだそうです。
地域の暮らしの中で必要に迫られたこと、地域の人たちのどうにかしなければとの思いから出たアイデア、これからも色んなことにチャレンジしていかれることと思います。
始めは素人ですが、そのために必要な資格をとって事業化していく、そこには多くの経験を持った方たち、やる気のある方たち、そんな人たちが集まって、島根県の山里を元気にしているんですね。
こんなところに、これからのふるさと創生の鍵があるように思います。
また、「いーすねっと」の目指すコミュニティ、こんなところにも活かしていきたいですね。