超高齢社会が成長を生む
【高齢者は、身の回りの不便を解消するという宝の山を持っている】
これからの日本が進んでいく高齢社会は、色んなところで大きな社会変化をもたらします。20世紀のモータリゼーションに匹敵する社会変化が、訪れるとも言われています。
この変化への対応が、新たな生産性向上を生み出すイノベーションを起こす宝の山になるとも言われています。
今日の日経新聞に、この生産性の上昇についての記事がありましたので、ご紹介いたします。
この生産性の上昇には技術的なものと新たな需要をを生み出すものと2種類あり、今、必要なのは後者の方であると書かれています。
お饅頭屋さんに例えて、前者は1時間当たり作れるお饅頭の数を増やすことであり、後者は世の中の変化に合わせて、売れるお饅頭を新たに作り出すということです。
これからの高齢社会は、この新たなお饅頭を作り出す大きなニーズ(高齢者が身の回りの不便を解消)を持っているということなんですね。
日本の高齢社会は、世界に先駆けて、労働力人口の減少を成長に変える大きな社会変化が期待されています。シニア世代の役割が大切ですね。