今日は「防災の日」

【1951年の観測史上初、時計の逆回りで東北地方に上陸、甚大な被害を受ける】

また、高齢者の方が犠牲になっています。(お亡くなりになった方のご冥福をお祈りいたします。)
今後、必ずこの甚大な被害の教訓を生かした取組みが、なされることを期待いたします。

また期待しているだけでなく、地域の自主防災会に所属している私が、今できることを考えてみました。

まず、私の街の一つの対策をご紹介いたします。
同じ地域(自治会)に住んでいる介護の必要な方には、近くに2名の協力者を決めています。大規模災害発生の際には、まず自分の安全、家族の安全が確認できれば、次にこの要介護の方をケアすることになっています。(残念なことは、全ての住民の方がこのことを認識されていないことです。)

そこで今できることは、災害が発生した場合、自分がどのように行動すべきかを決めておくことです。(自宅にいる場合、外出先、その他を想定する。)まずは、家族と話し合い、決めておくことですね。
自分の安全、家族の安全が確認できれば、ご近所同士で確認し合わなければなりません。

私の街では、組(10~20世帯)が26組で1自治会になっています。
年1回の防災訓練で最も重視していることが、この組単位での安否確認です。必ず、ご近所と支え合い・助け合わなければなりません。
この街には、1,500人の住民が暮らしています。この住民全員に、まず次のことを理解していただくことが課題ですね。
1.自分・家族の身を守るために・・・防災グッズの準備、災害発生時の行動を決めておく(防災訓練でシュミレーション)、防災センター等で体験
先日、福井市の防災センターで立った状態で震度の体験をいたしました。(戸外の地震体験)      ※1948年福井地震/福井市の80%が全壊、死者3.769名(その後に震度7が創設)

2.ご近所の安否確認、救助・・・阪神大震災では、80%以上の方がご近所の人に助けられています。(予め範囲を決めておく/ご近所と相談)

3.避難所には、備蓄食料、防災グッズなど何もはありません。物資が届くのは、3日後くらいからになります。それまでの間は、自分で用意しておかなければなりません。

昨日、某通信教育の会社から、震災経験者のアンケートによる防災備品のDМが届きました。      紙面の中で、災害の備えをしていた人は22.9%、しておけばよかったと思った人は88.6%、「備えあれば憂いなし」ということですね。

 

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