『言志四録』を捧げる
【2018年の大河ドラマ西郷隆盛が座右の書とした『言志四録』】
私は、かっこよく言えば座右の書を探しています。毎日1項目だけ読み、自己研鑽に日々精進しつつ、私の最適なものを探しています。中々、熟考することすら、ハードルが高く、いまだ目標には達していません。
2016~2017年のま2年間は『7つの習慣』と『論語』を学習しています。今年は、更に最強の人生指南書と言われる『言志四録』を追加いたしました。
あの吉田松陰、勝海舟、坂本竜馬、高杉晋作など、幕末から明治にかけて重要な人物はこの佐藤一斉の『言志四録』の教えを受け継いでいるといっても過言でありません。
今年。私のブログに度々登場してくると思います。
今回は、「昨の非を悔ゆる者は之れ有り、今の過ちを改むる者は鮮なし。」過去より現在の過ちに目を向けよ。という条項があります。(過去の非を後悔する人といるが、現在していることの非を改める人は少ない)
私には、文章として理解はできるのですが、自分の行動とすることができません。
このことに、斎藤孝さんがおっしゃられていることに、今の行動の結果を過去として見る方法があると言われています。あえて悪い結果をイメージし、過去のものとして見ることで、今の過ちに気づくことができるということです。これは、少し訓練が必要かもしれません。皆さんの一度、楽しんでチャレンジしてみてください。
最後になりましたが、この『言志四録』をよく勉強していた同僚(前職)が、逝ってしまいました。この思いを彼に捧げます。