幕末の偉人たちのバイブル『言志四録』より、思うから工夫へ
【あの西郷隆盛も生涯の座右の書としていたそうです。】
この著者である斎藤一斉の門下に佐久間象山、そのの門下に坂本龍馬・勝海舟、吉田松陰の門下に高杉晋作、伊藤博文、山形有明など、幕末維新の志士たちの多くが学んだ書と言えるものなんですね。
ご存じの方もたくさんいらっしゃると想います。現在も多くの方の人生指南書となっていますね。
この『言志四録』が、幕末から明治にかけて、新たな時代を切り開いた人々の活力になったことは間違いない物と言われています。
現代人のあなたにも人生の助けになるものと想っています。
このブログを書くために、このようにかつて読んでいた本を読み返すことがよくあります。
【「思う」から「工夫」へ】
斎藤一斉は、「思う」とは、何かをやろうというときに工夫を重ねることだ語っています。
現代の「思う」に「考える」も含まれており、「工夫」は、ただ頭の中で考えるだけの物でなく、実行までも含まれているそうです。
「思う」ことを文章を紙に書くことで「考える」に変化、そこから実行を伴った「工夫」を重ねていくことなんですね。これまでが、「思う」だったのですね。
簡単に「思う」が使えなくなりますね。