【気の所為と書くようです、一言だと思い過ごしでしょうか。】
一世を風靡したお笑いタレントの方の講演会を聴く機会があり、その中で非常に興味深いことをおっしゃられていたことを思い出しています。
その後に自伝を出版され、映画化もされ、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、今日のテーマの”気のせい”のシーンを覚えていらっしゃる方はいかがでしょうか。
自伝というより、本人と本人のおばあちゃんとの関係がテーマといった内容だったと思います。
ある日主人公の少年が、学校から帰宅しておばあちゃんに「はら減った」とひとこと、どこにでもあるシーンです。ところがおばあちゃんの言った言葉が「気のせいや」でした。
笑ってしまいますよね。(余談ですが、甥っ子の結婚式のスピーチネタにさせていただきました。)
空腹感をも、“気のせい”にしてしまう、ひょっとしたら少年も“気のせい”かと思い、遊びに出かけて行ったかもしれませんね。
大人になっても、今起こったことを“気のせい”だと感じることで、楽しく解決できることはないでしょうか。