これからの小売業
【米国では、2017年以降3年間で1万店減っています】
19年1月~9月に閉鎖した店舗が8567店、開店が3486店、純減数が5081店、この数字を含めた3年間で9772店と最大手ウォルマートと2位のクローガーの合計より多くなっています。直近の数字から見てもこの減数は加速しているということですね。言わずもがな、アマゾン・エフェクトの猛威ですね。
米国では、11年に書店最大手のボーダーズが破綻、15年には家電大手のラジオジャック、17年には玩具販売大手のトイザラスも破綻しました。
最近ではアパレルの苦境が目立っているようです。フォーエバー21が民事再生法の適用申請を検討中と今年8月に報じられています。
18年~25年まで7万5千店の閉店が見込まれています。この内、衣料・アクセサリーが2万店と最も多いようです。
一方、国内では18年8月書店大手の文教堂が債務超過に陥るなど、米国の数年後をたどっていると言われることが顕在化しています。
アマゾンにはない強み、近所の電気屋さんなどの地域密着型か、更にこれからの新たな日本独自のサービスなのか、注目しつつ、新たなサービスを応援していきたいと思っています。
ただ、アマゾンが便利なんですね。