65歳から
【雇用契約は65歳まで】
60歳で定年退職、今年63歳を迎えました。先日、別のところで雇用契約書を見る機会があり、そこに「雇用は65歳まで」と表記されていました。ああ、やっぱりかと思い知らされた感じがしました。
新聞紙上などでは、定年延長とかシニアの雇用が重要だとか、どこ吹く風と感じていましたが、実はやっぱり65歳の壁が立ちはだかっている思いがしました。
65歳を超えて、まだまだ元気と言えども、社会の中で活躍できる人たちはほんの一握りです。作業の担い手になれても、仕事の担い手にはなれないのかもしれません。
永年に渡って蓄積された経験が、何かといえば古いとか時代錯誤と言われてしまう、確かに若い人たちの意見を尊重する場面も多かろうと思います。
ただ、これからの高齢化社会をよりよいものにしていくのは、若い人たちだけではありません。老若男女、みんなの力が必要です。本当の意味での「豊かな暮らし」を感じる社会にしていきたいものですね。