テレビから “ブランデーグラス” が聴こえてきました。
【週1回の懐メロ時間です。新・BS日本のうたです。】
懐メロと言う言葉すら、死語になったのかもしれません。最近では、昭和歌謡なんて言われていますね。
歳を重ねると、どうも歌謡曲とか演歌が心に沁みてきます。まだ。私の世代では、70年代フォークソングと言いたいところですが・・・。
テレビの続きですが、八代亜紀さんが、山谷ブルースを歌っていらっしゃいます。(岡林信康さんは、産大の先輩です。)
とにかく、昭和世代の私にとっては、20代の頃の曲は、特に心に沁みてきます。特に30代からには、聴いていた覚えがあまりありません。
特に、還暦過ぎた私の世代になると、テレビドラマもそうですが、30代から定年までの間、一般的な家族団欒の時間での記憶があまりありません。(世の男性はみんなそうかもしれませんが。)
仕事一筋といえば、聞こえはいいかもしれませんが、あまりにゆとりのなかった人生のような気がしています。
もちろん、楽しいことがなかったわけではありませんが、家庭的だったとは、お世辞にも言えません。
70年代後半くらいから、スナックとか飲み屋さんでのカラオケ全盛期でした。しっとり飲む・会話を楽しむなんてことは全くありません。今となっては、騒いでばっかりで、本当の意味で、楽しんでいる姿がよく思い出せません。
因みに、ブランデーグラスは、私の数少ないレパートリーでした。
私の選んだ道ですから、どうしようもありません。これからの人生は、少し違った暮らしを実践しています。(少なくともお酒だけは、2年間飲んでいません。騒ぐこともありません。)