ojigiの価値
【おじぎが今のよう一般化されたのは、明治になってから】
おじぎは、一説によると、古代から中世のあたりまで、アジアやアフリカなどに共通してみられたそうです。当時は、神仏に対してだったようですが・・・。
国内で人と人の間でおじぎが共有されるようになったのは、驚くなかれ、江戸時代の武家社会の安定期になってからのようです。
更にそれが、一般化してくるのは、なんと明治になってから、政府が、身分や地方によってばらばらだったことを、整えようとしたものだそうです。
当時は、人と人がお互いの違いを認めたうえで、敬意をもって付き合うための物だったそうです。
その、日常に溶け込んだおじぎは、高度成長期になり、海外との関わりが増えてきた結果、意味を意識することもなくなり、存在感も低下したようですね。
今回のコロナウィルスの流行によっても、握手に変わるものとして、おじぎがポピュラーになってもいいと思いますが、米国のある調査結果では、手を振るが22%・口頭のみが15%・おじぎは8%、残念ながら世界でも存在感があまりないようですね。
ただ、国内でのおじぎは、これからの関係性もあり、一層価値が見直される日も近いと思えますね。
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