人並みで
【人並みが過去最高の63%】
生産性本部が実施した今年の新入社員のアンケート結果から、「人並みに働けば十分」63.5%、「好んで苦労することはない」37.3%と過去最高となったそうです。同時に、「人並み以上に働きたい」29.0%と過去最低だったようです。
働く目的について「楽しい生活をしたい」39.6%で最多、続いて「経済的に豊かになりたい」28.3%と減少傾向が続いているようです。
過去最高だったり、最低だったりしますが、50~60年前の感じとそんなに大きな違いはないような感じがします。
考え方の違いというより、自分に正直になったのかと思っています。もちろん、社会環境の変化は否めませんが、平成の時代から令和へ、質問内容を変えていかなければ、新入社員の本当のところがわかりずらい感じがします。
「人並み」とか「苦労」とか、いまの若者には、わかりずらい言葉のような気がします。
比較し易くするために、同じ質問にしてしまいがちですが、どうも本質を曖昧にしているように思ってしまいます。