農業の省力化

【農業従事者の平均年齢、関西2府4県で67歳】

関西の農業を取り巻く環境は、農家の平均年齢67.1歳、耕作放棄地の比率11.5%と全国平均66.4歳・10.5%と全国を上回る水準だそうですね。

全国の農業就業人口は2015年までの10年間で、すでに4割減少しているそうです。ひょっとするとは、現在では半減しているかもしれません。これもすごい数字ですね。ひとつの産業の就業人口が10年間半減なんですね。

にも拘わらず、国内生産の需要は、以前にも増して増えていますね。国内のものを選んでいたときから、国内の一地域のブランドを指定するところに至っていますね。特に高齢者より、若年層の人たちから、国内のある地域のものを要望されるケースが多いように感じます。更に、よりいいもの、美味しいもの・安全なものへのシフトしていくことが想定されます。

ところが、シンプルに考えれば、よりおいしいもの・安全なものは、以前にも増して手間がかかっているように思います。手間をかけて、よりおいしいもの・安全なものを生産する、IT化することでクリアできるかもしれませんが、現状の小規模農家では資金面からも、少しハードルが高くなりますね。

先ほどの人手不足・高齢化する農業に対して、一部では耕作面積の広い大規模農家も増えており、省力化・低コスト化のニーズが強まっているそうです。

生活者の皆さまのご要望を満たすための課題が、こんなところにも見えてきそうですね。省力化・低コスト化しつつ、よりおいしい・安全なものを提供することがこれからの農業のあり方になりそうですね。現在、「いーすねっと」では、この課題に取り組むための実証実験をアグリベースで始めています。

アグリ通信へリンクしていますのでご覧ください。

 

 

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